---大作戦の後に---

私はいつの間にか、連れてこられていた。

ここは・・・

見覚えある。了くんの、家だ。
えーっと、家から帰っている途中、後ろから口元押さえられて・・・

「お目覚めかい?」
聞き覚えのある声が、上から降ってきた。この声は・・・
「了くんの・・・お兄さん?」
「そうさ、弟にはちょっとそこで寝てもらってるがな」
視点を変えると、了くんがぐったりとして椅子に座っていた。
しかも雁字搦めに縛り付けられている。
「何・・・コレ・・・」
「何コレとは心外だな、お前は散々いろんな男に抱きついてきただろ?」
「あ・・・アレは、その・・・」
「んで、ちょいとばかりお返しをと思ってだな」
「何するの!?」
「何するって・・・と同じ事だ・・・」
そう吐露すると、腰を折りぎゅっと腰に抱きついてきた。
その直後、スカートをショーツとともにズリ下ろされた。

!!!

「ヒャハハ! 言葉にもならねーみたいだな
も弟と同じように縛り付けてやる」
「や・・・」
私は逃げようと張って入り口のほうに向かう。そのときガチャリと扉が開いた。
遊戯くんと海馬くんだ。
「そんな格好でどこに行こうというのだ?」
「変質者かと思われるぜ」
もう・・・逃げられない。

私は3人の男に無理矢理衣類をすべて脱がされ、冷たい椅子に座らされて、手は後ろ側に回されガムテープでグルグルに巻かれて、目は頭に縛られた布によって覆われてしまった。
どんなに暴れようと3人の男の力にはとても敵わなかった。
「ヒャハハ、いい格好だな
「ふぅん、まずはオレから行かせて貰う」
「あぁそうだったな、直接触られたのは社長だけだったからな」
・・・オレを抱きたいか? なら逆に抱いてやろう」
全身素っ裸の状態の私。胸をぎゅっとわしづかみにする。
「い・・・イヤァ・・・」
目が塞がれているので次に何かされるか・・・不安しかなかった。
「おいおい、オレも相棒を傷モノにされたんだ。一緒にさせてもらうぜ」
口の中に異物が混入する。
「あ、ふぉう・・・」
「おっと、歯を立てるなよ。が抱きしめた相棒の体なんだ、気持ちよくさせてくれよ」
遊戯のものと思われるペニスが、口の中で抜き差しを繰り返す。
「じゃ、オレ様はこっち頂くぜ。ま、オレ様は直接されたわけじゃないが・・・マリクのお返ししてやるぜ」
そういいつつ下半身中心部をツーッとなぞっていく。
3人からのそれぞれの感触は、1人だけのものと全く違う。
「オレ様、いいもん持ってるんだ」
そういうと、機械音が聞こえた。
次の瞬間、とんでもなく激しい電流が走るような感覚が襲った。
「う・・・あぁぁぁ・・・」
秘豆に振動が当たり、迫り来る感覚から腰が自然に動いてしまう。
「ふぅん、淫乱だな
胸を摩る力が強くなる。
それにより遊戯のペニスを、強めに舐めずりまわさずにはいられなくなる。
「く・・・・・・イキそうだぜ」
遊戯のペニスは前後する速度を速め、喉の最奥で果てた。
ケホケホと咽るたびに、たらんと口からたれる精液。
息を整えるのも待たず、次は別の味のする先程より大きなものが口内に含まれる。
「次はオレだな」
海馬くんの声がする。
その時口腔で出し入れされるのと同時に下半身中心部がうずき始めた。
微弱な振動により、次第に絶頂の波にさらされ始めた。
手は締め付けられてるし口は塞がれているので、口の隙間から漏れる声と涙を出す事しか自由がなかった。
「あふぅ・・・ふぁ・・・イフうぅッ!!!」
海馬のモノを銜えながら、果ててしまった。だけど行動は止まる事はなかった。
「ほう・・・イってからの方が、楽しそうじゃねーか。、どんどん汁が溢れてきてやがるぜ、どれ?」
バクラくんの声が聞こえた共に、秘部をぺろりと舐めあげられる。
それと同時に、奥で細いうめき声が聞こえた。
「う・・・ん、ここは・・・?」
 この声は、了くん!!ダメ、見ないで!
「・・・!兄さん達何やってるの!!」
声がしたと同時に、がたんと音を立てた。
無理もない、椅子に縛られていたはずだから、そのまま倒れてしまったのだろう。
「よう、起きたか。弟よ」
痛々しい、うめき声が聞こえる。
「まぁ、見てなって。気持ちよさそうだぜ、お前の彼女がよ」
そう言いつつ私の秘部をまた一舐めする。
そして、その舌で秘豆をズルズルと音を立てて強く擦られる。
胸では遊戯くんが舐めまわす舌の感触、口は海馬くんのペニスによって侵食される。
「ヤ・・アアゥッ!!!!」
弓なりになり、また絶頂を迎えた。
同時に咥えられた海馬くんのペニスも前後する速度を速め、口内に射精した。
そのとき目隠しされていた布を取り去られる。
光で目がくらむ。
そこには3人と離れたところに、了くんの姿が。
「く・・・さん!!」
何とか縛りつけられているものを取り払おうともがいている姿が映った。
「最後はオレ様だな、こっちを味わいたいぜ」
下半身中心部にペニスをあてがわれる。
「お兄さん、止めて!!」
静止も待たず、中にグッと入れられる。
そのとき張ってこちらに来た了くんと手が重なった。
「ほう・・・弟よ、一緒にヤるか。チンポが勃起してるぜ」
了くんに見せびらかすように、前後しながら吐露する。
口は遊戯くんの唇によってふさがれ、胸は海馬君の愛撫によって感じさせられ、下半身はバクラくんによって侵食されている。
「しゃーねーな、いくぜ!!」
前後に勢いをつけ、外に出すと腹部の上を白濁のもので汚した。
3人のヌメヌメしたものが、体中のいたる部分を覆う。
「ふう・・・じゃ、最後は了、するよな?」
バクラは了くんに同意を求める。
「!!そんなこと!」
「じゃあ、は?」
「私は・・・「したいってか、OKOK!弟が煮え切らネーからな」
私から拘束をはずし、もらったタオルで汚れた部分をざっと拭うと「行って来い」と押された。
「了くん!!」
さん、助けられなくてゴメン・・・」
「ううん、私こそゴメンね・・・」
「オラ、とっととしないとオレ様がまた犯すぞ!」
そう言いつつバクラは私の脇を抱えて、了くんの顔をまたがるようにさせた。
「ほら、のおまんこだぜ。よーく味わうんだな」
了くんは目をぎゅっとつむって、つらそうな顔を見せる。
「・・・して? 了くん」
了くんは目を見開き、私と目が合うとペロリと秘部を舐めた。
先ほどされていたのとは違って、愛情を感じて一層気持ちよく思えた。
「あぁぁん・・・」
了くんは目を瞑り、口を尖らせてむしゃぶるように吸い付く。
私は腰を前後させて、了くんの舌を感じる。
「ホレ、オレ様のこれ、しゃぶれよ」
目の前にバクラくんのペニスを差し出され、それも同時に咥える。
了くんを感じながら、バクラくんを感じる。
「りょ・・・了くん、気持ちひぃいよぉおお」
腰を激しく動かしつつ、気持ちのいい部分を了くんの口元に押し当てる。
了くんからの舌の感触も激しさを増す。
バクラくんのものをしゃぶる力も次第に上がる。
「く・・・さっきやったばっかだというのに、激しいなは」
「い・・・イク・・・!!!」
とぷん・・・と愛液が解き放たれた。
水分だらけになった、了くんの顔。
「俺様もイくぜ」
激しく腰を動かし、口の中に放った。
バクラくんは息を整えて、上着を着ると了くんの拘束を解く。
「良かったぜ・・・あとはお二人さん、勝手にしな」
スタスタと脱いだものをもって扉へと向かう。
「本当に煮え切らねぇ二人だぜ、まったくよぉ・・・」
ぽりぽりと頭を軽く掻きつつ、バクラくんはその部屋を後にした。
そういえば遊戯くんと海馬くんは・・・あれ?









「オーイ、ってまだ起きねぇよな・・・」

何?この声・・・
えっと了くんのお兄さん?

「あっ、ちゃん起きたみたいだよ」
マリクさんの声も聞こえる。
「よ、おはよーさん。もう夜だけどな」
あ・・・あれ?なんで??
「良かったぁ、ちゃん。学校で倒れて、家の人もいないみたいだし、一時的に預かってたんだ」
「そう・・・だったんだ」
マリクさんに、おでこをピッたんこと合わせられる。
「うーん、まだ熱あるかなぁ。でもだいぶ収まってきたし、安心かな」
「なんだか、ありがとう。お兄さん、マリクさん」
「良かったらよ、泊まっていってもいいぜ。家に誰もいないって聞いてるからヨ。了のやつも喜ぶしよ」
「うん、ありがとう。そういえば、了くんは・・・?」
その時、ガチャリと扉が開く。
さん!! 大丈夫??ずっと魘されっ放しだったから、心配したよ。ほら、ヒエピタ2枚目」
ペトッと、おでこに張られる。
「くくく・・・了、泊まるってよ、良かったなぁ」
ニヤリと含んだ笑みを向けるお兄さん。
良かったぁ・・・いつものお兄さんだ。

それにしても、なんて夢見たんだろ・・・私。

顔が真っ赤になる。
「ん、どうしたんだ??」
バクラくんが突然私に歩み寄り、顎を掴み取り、上を向かせる。
「うぅん、なんでもない」
振り払うように首を振るった。
離れた一瞬、口の端を上げてニヤリと含んだ笑み見せた。

   「・・・良かったぜェ・・・」
小声で了くんとマリクさんに聞こえないように、私の耳元で囁く。

その言葉に反応しバクラくんを見上げると、何事もなかったかのようにマリクさんとお喋りをし始める。
どうやらマリクさんも泊まっていく様だ。
何が何だか分からないまま、賑やかなお泊り会をすることになりました。

なにか起こりそうな、そんな予感を抱えつつ・・・


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